ソフトバンク6-3広島(ヤフオクドーム)惨敗だった。全国から福岡に訪れた、交流戦を楽しみにしていた多くのカープに失礼なくらいに。
5盗塁を許したバッテリーや、守備で記録に残らないミスが出るなど、多くの反省点があるが、一番気になったのは継投だ。アクシデントがあったとはいえ、2点差で敗戦処理で結果を残していない西原を投入するのは、試合を投げているように思えた。交流戦は、日程に余裕があるので、2点差以内であれば、多少の無理をして勝パターンのリリーフ陣を使ってもよいはずだ。結果論になってしまうが、西原が投げた2回を0で押さえていれば、2-3でカープが勝っていた。もちろん、敗色濃厚な試合を、潔く敗戦処理で乗り切るのは必要な事だが、その切り分けがうまくいっているからといって、いつもそれを当てはめればいいというわけではない。今日のようなアクシデントが試合の前半であれば、中田のロングリリーフなど勝ちパターンの一部を使う選択肢はあったはずだ。「名将ノムケン」は、まだ完璧じゃない。今までうまくいった采配を常に疑い、臨機応変な采配を期待する。…最後はカープファンの気持ちを代弁して一言。柳田くん、君が凄い選手だということは十分にわかった!明日はアピールせんでもいいぞ!
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